たこぶ・ろぐ-日本一お気楽な48歳-

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2006年 09月 12日

ベートーヴェン交響曲全集

MP3プレーヤーのすごいところは、音楽ソースを圧縮して保存・演奏できるところだなあ。CDにして何枚分が入るんだろう。そうとうの枚数が保存できる。

ベートーヴェンの交響曲全集のCDは5枚組なのだが、楽々保存できる。そして昼休みに順番に聞いていたのだな。わが家にあるのはハノーヴァー・バンドの演奏する、いわゆる古楽器によるものです。べつに古楽器に興味があって買ったわけじゃなくて、これは5枚組ですごく安かったから買ったんだったなあ。不純な動機ですね。

普通に暮らしてて、というか家でわざわざベートーヴェンを続けて聞こうなんて気にはならないから、会社の昼休みに続けざまに聞くっていうのはあらためて聞くにはよかったかも。とはいっても、退屈になったら寝てしまうんですけどね。

でも、あんまり眠気を誘うような演奏はなかったな。特に前半はね。古楽器やからどうとかいうことは、実はあんまりよく分からないんですよね。奏法がどう違うのかとか、演奏しないからね、自分では。まあ、人の演奏するのはよく見るし、友達の演奏しているのを見て、演奏している友達の話を聞いて、いろいろ知識は得たけれどね。それはそれで楽しいんですけど。

古楽器、ということでいうと、まあ特に管楽器の音色が今の楽器とは違うなあとは思うけど。それより何より、演奏の仕方が他の演奏とはちょっと違う。あ、アナログレコードで別の全集も持ってるのでね。それとの聞き比べは出来るわけです。聞き比べっていっても、続けて聞くのじゃなくて、昔聞いた印象と比べるだけですけど。それでも「違うなあ」と思うのは演奏の勢いでね。すごく勢いがある。これは想像だけれど、古楽器って長い音符を演奏するのはしんどいんじゃないのかな。だから音の伸びというものはあんまりない。となると、音の出だしの一瞬で思いきりがいる。それが演奏の勢いになっているのでは。

それと、編成が小さいはずなので、ひとりひとりの技量が相当高くないとやっていけないというのもあるでしょうねえ。それって、バンドの演奏に近いな。あ、そういえばハノーヴァー・バンドやったな。オーケストラ、じゃなくて。

と、気持ちよく聞いてたんですけど、それも番号が進むに連れて、だんだん退屈になってきた。後半の曲は、そういう勢いだけではどうにもならんような曲なのだな。英雄とか4番とかはとてもいいのに。田園あたりになるとどうもねえ。これって、楽譜に忠実に、繰り返しも全部演奏しているからかも。7番なんか、なかなか終われへんって感じがしてしまった。冗長になるねんなあ。5番(運命)は、3楽章のトリオを2回演奏して、しかも4楽章の繰り返しも楽譜の指示どおりにやってと、つまり繰り返し記号を2回も演奏して、おかげで何回も同じ旋律を聴くはめになるねんけど、どうもその正当性が伝わってこない。

というわけで、古楽器演奏をしたおかげで、後半の曲の「古楽ではない」部分がかえってよく分かってしまうという演奏であった。今度は大オーケストラで聞き直したいと思ったな。そ。ベートーヴェン、好きなんです。
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by tacobu | 2006-09-12 12:00 | 音楽


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