たこぶ・ろぐ-日本一お気楽な48歳-

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2006年 11月 24日

最近本を読む気力が減退しているような気がする

前の書き込みからホボ2週間か。近頃になく間が空いてしまったな。
その間、本を読んでいなかったわけでもないのだけれど、なんとなく本について書く気力がなくなったのだな。本について書く気力もだけれど、本を読む気力も減退しているような気がする。
今月ぐらいからだろうか。あいまあいまに読もうという気力がわかないのだな。あんまり面白くない本に当たっているからだろうか。世間の評価が高かっても、面白くないと思ったら途中で読むのをやめればいいのかも。読書だけが生きる道ではないし。
人は本のみにて生きるにあらず。



恩田陸は、どれを読んでも外れがないような気がする。「球形の季節」(新潮文庫)はデビュー2作目なのだということは、あとがきを読んで初めて知った。だいたいしばらく前まで全然読んでいなかったし、最近の作家はどんどん新刊が出るので(といってもエンターテイメント系の作家に限ってだけど)どれが新しくてどれが古いなんていちいち考えてない。

ある田舎(といっていいだろう)の高校生の間に、ある噂が広がる。○月○日に誰某の身に何かが起きる・・・。そしてその日、確かに起こったこと。
それを調べる高校生のサークルが活躍する・・・・というところまでいかないのが恩田風。分かったような分からないような話が、どんどん展開するさまは、ハマってしまうと抜け出せないかも。

第2作ということで、実は第1作の方法論を踏襲しているらしいのだが、第1作(「六番目の小夜子」)は読んでいないので、どう同じなのかは分からない。読んでみようかなあ。
ただ、普通の学園ドラマ学園ホラーものかと思って、でも恩田陸だからなにかの仕掛けがあるに違いないと期待しつつ読んだ。
その期待はある程度は満たされ、ある程度はちょっと・・・やったな。特にラストがね。ううむ。無理矢理解決させたというか。でも、ひょっとして・・・・というニュアンスがわずかながら臭うのは、「MAZE」に通じるところがあるかも。



井上雅彦監修の、文庫書き下ろし「異形コレクション」シリーズの1冊、「キネマ・キネマ」
24人の作家によるホラー短編集。

はっきりいうと玉石混交。僕の琴線に触れるものも(わずかながら)あり、なんかよお分からんものも(多く)あり。どれも短いものだから、ともかく知らない作家ばっかりやし、全部読んでみた。

一口にホラーって言うても、いろいろあるもんやなあ。まあ映画でも「スリラー」の範疇に入る映画はそうとう広い範囲になるやろうから、小説でも同じなんだろう。

そうそう、この本の題名「キネマ・キネマ」というので分かるとおり、どれも映画に関するホラーということになっている。それは舞台が映画館であったり、映画のキャラクターに関する話であったり、そのほかいろいろなんだけど、とにかく「映画」というキーワードで結ばれている。

そして、ホラー映画にいろいろあるように、いろいろな小説がごたまぜになっているのだね。背筋がぞっとなるようなものもあれば、完全なスプラッターもあり(僕の趣味には合わないなあ)で、それぞれ面白いのだけれどね。
でもすべてを楽しめ、というのは無理な話かな。

これを全部読んで、ちょっと疲れてしまったのかも。
でも知らない作家の作品を読むのは楽しいのだけれど。こんどはもちょっと普通の小説アンソロジーにしよう。
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by tacobu | 2006-11-24 19:50 |


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