2006年 02月 07日
大阪のおばちゃんは無敵である。昨日の電車の中のこと。前にも書いたかな。おばちゃんがふたり居たら、そらもう話に花が咲くのである。 大きな声ではないねんけど、よく通るのである。前にもこういうおばちゃんの前に立って、本を読もうと思ってもなかなか集中できなかったので、電車に乗るとき、それらしき二人連れを見つけて、思わず背を向けるようにして立ったのであった。 しかし。後ろから聞こえてくる聞こえてくる。パートがどうの、どこそこのおじいちゃんがどうの、年金がどうの。まあ、車内でどんな話をしようと自由なんですけどね。 それこそ、周りに聞こえてるかどうかなんか、気にしてない様子だったのである。ところが。ある駅に着いてしばらくしたら、ぱたっと話し声が途絶えて。その駅で降りたのかと思ったくらい。そしたらしばらくして、 「ここ、座りぃな。ええからええから」 というおばちゃんの声。「いや、すみません」と答えたのは、足の不自由な女性(若い子)である。そして、さすが二人連れは一人分を空ければいいのに、ふたり仲良く立ち上がって、「ええからええから」と言いつつ、ドアのところに移動したのでありました。 で、どうしたかというと。もちろん座ってた時と同じように、どこそこのおばあちゃんがどうの、どこそこの娘さんとお母さんがどうの、とよく通る声で話に花が咲いていたのでありました。 大阪のおばちゃんはやはり無敵である。
by tacobu
| 2006-02-07 23:28
| ひとりごと
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