2006年 09月 02日
さっきテレビ大阪の「美の巨人」で放送していた。ルートヴィッヒⅡ世が建てたバイエルンの城。それが比較的近代に建てられたということは知っていたけれど、鉄筋コンクリートだとは知らなかった。勝手に石造りだと思ってたのだな。 バイエルン王が求めたのは、本物ではく「それらしい世界」だったのだな。本当の本物でなくてもよかったのか。そこが自己満足で済ませてしまう「王様」の世界なのだなあ。 これを見て思い出したのは、ガウディの「サグラダ・ファミリア」だ。あちらは聖書の世界を現実化するために妥協はしなかった(最近になってコンクリート製になっているらしいけれど)。しかしノイシュバンシュタイン城は、「ワーグナーの世界」であればいいわけで、そのワーグナーの世界そのものが現実のものではないので、想像したもののレプリカでよかったのだな。 それにしても、壮大なレプリカだなあ。さらに湖の上にヴェルサイユ宮殿のレプリカまで作ってしまったのだし。王様のすることは理解できない。それが結論か。
by tacobu
| 2006-09-02 21:02
| ひとりごと
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