2004年 11月 15日
メアリー・ポピンズシリーズの3冊目。3作目ともなると、どういう話の展開になるかっていうのは見えて来てしまうので、最初のわくわく感とかはなくなってしまうんですけど、それでも最後まで読んでしまいました。ラストは、今までの登場人物が総出演で、いかにも「これでおしまい」っていう、テレビシリーズの最終回のようでした。 メアリー・ポピンズ本人の面白さが、1作目で出切ってしまったような気もしました。この3作目になると、あるところに行って、不思議な体験をするっていうことがメインになって、ありがちなファンタジーになっていてちょっと残念やったかな。ま、これだけたくさんの作品になると、ある程度は仕方ないとは思いますけどね。 最後はお決まりのお別れとなるんですけど、残された子供たちの、その対応というか、反応が、1回目2回目と比べると成長していて面白かったです。
by tacobu
| 2004-11-15 08:54
| 本
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