2005年 09月 14日
別にシアラーファンなわけやないねんけど。なんとなく借りてしまって、読んでしまったのだよなあ。 それまで読んだ「チョコレート・アンダーグラウンド」や「青空のむこう」はファンタジーやってんけど、これはちょっとした「少年小説」って感じですか。 主人公ウィルモットは、有名になりたくて仕方がない。で、思いついたのが「フライドポテト早食い世界記録」。 うまい具合に、まもなく閉店というフィッシュ&チップスの店で、世界記録に挑戦する、というもの。 ま、夢を追いかける少年の話、と言ってしまえばそれまでやけど。喧嘩ばっかりしている兄との友情(変な表現ヤナ)とか、近所のおじさんや両親や、学校の友人も巻き込んでの騒動になるんですけどね。 お話としては、そんなにワクワクもしないし、ほんわかともしない。どってことない話になってしまったな。ちょっとした両親との会話とか(ほとんどガミガミと怒られるんやけど)、主人公の心理のあやとかは、確かに面白かったけどね。 「フライドポテトの早食い」っていう設定が、そもそもあんまり楽しくなかったね。 原題は「Wilmot and Chips」で、続編の「Wilmot and Pops」もあるんだと。あんまり興味がわかんな。話の内容が見えててね。
by tacobu
| 2005-09-14 12:00
| 本
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