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たこぶ・ろぐ-日本一お気楽な48歳-

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2005年 09月 16日

落ちた偶像(1948年:イギリス)

500円DVDの最後の一枚。最後っていっても、わが家にある最後、という意味やけどね。

イギリスにある某国大使館(みんなはフランス語を喋ってたな)。大使の子供フィルは執事(やと思う)のベインズになついてる。が、ベインズ夫人は厳しくしつけるので嫌っている。
ある日、フィルは大使館に働くタイピストとベインズがこっそり会っているのに出くわして。そして二人の仲をベインズ夫人に悟られて・・・。

まあ、サスペンスなんですけどね。人がひとり死んでしまうし。犯人は誰や?っていうのより、その死に関わりがあったであろう人たちの、それぞれの証言が二転三転して。
それぞれの思惑とかが微妙にからみあってね。真実はどうやったのか、を刑事たちが何とか探ろうとするんですが。

最後は意外な結末で。ううん。こういう皮肉めいた終わりかたってなあ。イギリスの人たちの感覚なのかなあ。すっきりはせえへんねんけど。「君たち、真実とはそういうものなんだよ。スッキリ解決するのは物語の中だけの話なのだよ」といってるようにもとれるけどね。

イギリスのサスペンスというと、すぐにヒッチコックが思い出されてね。比べたらアカンと思うねんけど。比べてしまうと、どうもいまひとつインパクトに欠ける。
小道具のひとつひとつ、設定のひとつひとつが意味深なようでそうでもなかったりして。例えば、玄関ホールの大階段。ヒッチコックやったら、もっと「怖い」階段にしそうやなあ、と思ったり。例えばフィルのペットのヘビ。ヒッチコックやったら、もっと楽しい題材にしそうやなあと思ったり。

最後は間違った証拠から真実が明らかになるっていう、皮肉な皮肉な結果になるんですけどね。これもヒッチコックやったらもっとハラハラさせて・・・って、やっぱりなんでもヒッチコックと比べたらアカンわな。

by tacobu | 2005-09-16 12:00 | 映画


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