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たこぶ・ろぐ-日本一お気楽な48歳-

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2006年 07月 13日

題名に惑わされないようにしよう

「痛快「捨てない!」技術」という題名は、もちろんベストセラーになった「捨てる!技術」の向こうを張ったものだろう。でもなあ、内容はその本にけんかを売るようなものではなかったのだな。全然なかったのだ。どうするよ。「捨てる!技術」の題名も、びっくりマークの付け方があざといなあと思ったし、ちょっとだけ読んだけど、まあたいした内容でもなかったから(どんな内容か覚えてないくらいたいしたことなかった)、あああ、と思ったけど、この本も同じような感じ。

内容としてはね、つまりはコレクターの自慢話なわけで。あ、コレクターといったら怒られるのか。コレクターというと何か目的を持ってあるものを集めて回ると言うイメージがあるけれど、この人は集めて回るんではなく「捨てずにいたらいつのまにか集まった」というところが違うねんな。そうやって「捨てない」でいれば、誰でもいっぱしのコレクターになれますよ、自慢できますよ、というような話でね。

「捨てる!技術」は、ものがたまって整理もつかず、どうしようも無くなった生活を、シンプルに暮らすことを提案して、いらないものをどうやって見つけ出して「捨てる」か、という技術を語っていたのだったな。書きながらだんだん思い出した。

この「捨てない!」の方は、「捨てなくてもいいではないか」というところから話を発展させて、「捨てないで置いておくと、いつか価値が出てくる」みたいなところに持っていってるんやけど、さて、捨てないで置いておいたものをどうやって家の中で保管するのか、その方法はほとんど紹介されない。どうやってるの?

そう、ものはたまっていくはずで、たまっていくものの置き場はどうなるのか、どうやって整理しているのか(どうやら時間がたっぷりありそうなんだけど。うらやましいことに)、ほとんど触れられていない。そして本の最後の方は、今まで集めたコレクションのオンパレード。たはは。どうしましょう。これ、ただのオタクの自慢本ともとられかねないであるよ。ほんま。

そうそう、「捨てない」ことのいい面ばっかりが強調されて、捨てないことでおこる苦労やわずらわしさや失敗は載ってないねんな。ここらがどうもまゆつば物という印象を持たせてしまいます。そして、面白くないのだね、失敗がないと。

で、読み終わった後。「よし、いっちょわしもなにかを「捨てずに」置いとくか」という気に・・・全くならなかったな。

by tacobu | 2006-07-13 19:07 |


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