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たこぶ・ろぐ-日本一お気楽な48歳-

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2007年 07月 23日

フィギュアスケート:ドリームオンアイス

フィギュアスケートは、トリノ五輪で荒川静香が金メダルをとったことで、また女子シングル、男子シングルが世界レベルになったことで(複数のメダルがそれぞれ取れるようになった)、一気に人気スポーツになりましたね。おかげで夏場でもこんな番組が放送されるようになって。
ファンとしては嬉しいような、でも「オフなんだから、休ませてあげたら」という気持ちもあって、ちょっと複雑。
出演していた選手たちも、みんな上出来というわけではなく、どちらかというとみなさん「まだ開発途中」というか、「ちょっと、新しいものもやってみようかなあと思っているところ」という雰囲気で、まあ競技会とは違うから、緊張感もそんなにないねんけど、それなりに楽しめたかなあ。
なかでは、スイスのランビエールが、他の選手とは段違いのアピール力と完成度と気迫を持って滑っていて、もう興奮させられましたわ。いきなりの四回転ジャンプ。おいおい、これは競技会とちゃうで。そのあとも手を抜くことなくジャンプ、スピン(これが得意なのだな)、そしてなによりも表現力の粋を見せつけて、お客さんを圧倒してましたね。
これに比べると、高橋くん、織田くんはまだまだ。決めたとおりに滑ってますっていう感じ。確かに高橋くんなどは表現力がありますけどね。でもまだ自分のものになっていない感じ。ま、この時期に多くのものを期待するのが無理なのかも。
そのなかでも、中野由加里は、派手な演出はなかったものの、しっかりとした滑りを見せてくれて楽しかった。なんか、見る度に滑る度に、基礎的な技術が上がっているように思えますね。ま、素人目に見て、ですが。

で、出場を見合わせた浅田真央、安藤美姫についてはVTRを用意して、そのあたりのファンにも納得させようという、テレビ局の思惑がはっきり出ていましたな。もうちょっとVTRを減らして、本編の滑りを見せて欲しかったけどね。せっかく出てる人、いっぱい居てるのに。
それから、この局では実況がいつも塩原アナなんですけど、そんなに嫌いじゃないんだけど、ちょっとカッコつけすぎかなあと思うところあり。特に滑る前にね。なにか決めゼリフを言わないと気が済まないみたいで。まあ、ギリギリ許せる範囲なんですけど。

by tacobu | 2007-07-23 22:32 | スポーツ


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