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たこぶ・ろぐ-日本一お気楽な48歳-

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2006年 10月 27日

バランス

物事は何でもバランスが問題だと思ってるところがある。
病気になるのは体のどこかでバランスが崩れているせい。お金がないのは収支のバランスが崩れているせいだと思っている。最近はお金がなくて困る、という事態はなくなってきているけれど。

で、何の話がしたいかというと、最近の「履修不足で卒業できない高校生たち」の話。
つまりは、教育のバランスがよくないのだろうなあ。と、一言で片づけてはいかんのだろうけど。

なんでそんなことが起こるのだろうと、よく分からなかったんだけど、分からなくて当たり前で、僕らが高校で勉強していたときとは学習指導要領の内容が随分と変わっているのだな。
そして入試も変わっている。世界史は受験しなくてもよくなっているのか。
これはなんかおかしい。高校で「必修」となっているものが、受験では「別にどっちでもいいよ」と言っているのだ。それもセンター試験で。
私立大学ならまだわかるけど、国公立でそんなことをされてはねえ。

なんとなく、学校を運営している人が「なんとか学生を入れたい」と、それこそ私立も公立も関係なく、焦っているような気がするなあ。そういえば、公立大学は「独立行政法人」とかいうものになったんでしたっけ。それがどんなものなのか、それすらももひとつよお分からんのですがね。

そして全国で、出るわ出るわの「履修不足」 もう呆れるのを通り越して面白いですわ。面白がってたらあかんのですけど。

まあ、今の政府の方針が「学力の向上」とかいうものを掲げてるらしくって(詳しくはよお知らんのです)、「教育改革」が政策の中心のように言うてるんですが。
前にも書いたけど、政府がそうやって盛り上げてる様子と、実際の教育現場とは随分かけ離れたものになっているような気がしてならんのですなあ。

なんですか、高校への進学率が99%とか。大学の進学率はどれくらいなんやろう。なんかよう分からんような大学も仰山できてるし。
そんなに大学を作って大学生をつくって、それで肝心の大学生は何をしているのだろう。きちんと勉強をしているんだろうか。
僕はせえへんかったなあ(^◎^;)
大学に入ったはええけれど、先の希望なんか何もなかった。いやだいたい大学に入ったのだって、他にやりたいこともなかったっていう、至極消極的なことからやったしなあ。
大学に入れば、すくなくとも4年間は、社会人になるまでの猶予ができる。その間にひょっとしたらやりたいこととかが見つかるかも。見つからなかったら? その時はその時でなんとかなるやろう(^◎^;)なんていう、実にいい加減な了見で学生時代を過ごしていたのだ。
そして合唱団に入ったばっかりに(合唱はやりたいと思っていた)授業にはどんどん出席しないようになり、5年間在籍したけれど結局卒業できず(^◎^;)。
なにをしていたんだか。

まわりを見回せば、2年の終わりごろ、その当時は教養過程が終わり、専門課程に入る頃には
「就職するなら○○へ」「○○の評判はいいらしい」「ウチの大学では○○がせいぜい」
なんていう就職情報が行き交っていた。
そういうものには無頓着やったなあ。おかげでまともな就職は出来なかった。というか、卒業してないからね(^◎^;)

そういえば、高校生のときもそうやった。
高校1年の終わりごろに、クラスの友人が突然、
「で、どこの大学を狙ってるの?」
と聞いてきて驚いた。大学って。まだ高校生活が3分の1終わったところやのに。

ところが僕の方が少数派だったのだな。みんな国立か名門私立か、関西にするか東京に出ていくかなんてことまで考えていたのであった。
恥ずかしい話だけど、その時まで「関関同立」が何のことかも知らなかったのだ。

これが30年前(!)の話だから、今やどうなっていることやら。
というか、考えてみたら30年前から教育の歪みというか、就職の前の大学、その大学の前の高校、その高校の前の中学、という図式は変わっていないのだな。
大学生活とは? とか高校生活とは? とかいう「その時を過ごす意味」みたいなことをよく目にするけど、実際は「その先にあることの準備」にしか過ぎないのだろうか。
そしたら、その先には、その先の先には、その最後には何があるのだろう。
なんだかドッグレースの犬を見ているような気分だ。みんな、人間なのに。

by tacobu | 2006-10-27 22:48 | ニュース


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