人気ブログランキング |

たこぶ・ろぐ-日本一お気楽な48歳-

tacobu.exblog.jp
ブログトップ

2008年 01月 20日 ( 4 )


2008年 01月 20日

【大きな暮らしができる小さな家】永田昌民・杉本薫(オーエス出版)

小さな家に憧れています。今でもそんなに大きな家に住んでるわけじゃないけれど。でも、夫婦二人(&ネコ3匹)にはちょっと広すぎるかな。でもって、もうちょっとあってほしいところがなかったり(ベランダとかはもちょっと広い方がいい)するし。
不自由を感じることはないので、今のままでもいいのですが。ま、憧れとしてね。

建築家の永田昌民さんは、「家は小さくてもいい」という考え方のようで。それでいて、よくある「デザイナーズハウス」で、デザイン的には良くても住みにくそう、というのではないらしいのが好感が持てます。
最初に載っているのが、借家として住んでいた自宅。最初は平屋、子供が大きくなって2階を建て増し。こういうフレキシブルな考え方って好きやなあ。家族は成長する。それに合わせて家も成長するべきなのかもね。

まあ中には、わたくしとはちょっと考え方が合わないところもあるんですけど(家は適度に暗い方がいいだとか。間接照明に白熱灯を使うだとか)、基本的に、無駄のない暮らしを、しかもこれから変化があっても対応できるように、というところは、なんかよろしいです。
ま、たまにはこういうハウジングものを読んで、夢を膨らますというのもよろしいでしょう。

by tacobu | 2008-01-20 23:47 |
2008年 01月 20日

【小さな町で】シャルル=ルイ・フィリップ(山田稔訳・みすず書房)

シャルル=ルイ・フィリップっていう名前は初めて見ました。どんなひとだったか。以下は訳者のあとがきから。
1874年フランス中部の町セリィで生まれる。子どものころに大病を患い、発育不全となる。文学を志し、21歳でパリへ。24歳で娼婦と同棲を始めるが、梅毒を病むことに。1909年の12月、カキを食べてチフスに罹り、その後脳膜炎を併発して、その年の暮れに死去。享年35歳。

死ぬ1年前から、パリの新聞ル・マタンに、毎週短編を載せていた。食べるために、ということもあったのだろう。それは49編にのぼる。つまりは死ぬまで続けたということかなあ。
その短編のうち、故郷のセリィを舞台にしたもの28編を集めて、「小さな町」と名付けられて出版されたものが、この本の原著。

小さな町の小さな出来事を、短い文章で描写して、とても味わい深い。起承転結がいつもあるわけじゃない。でも、そこに生きる人たちの生活が見えてきて、いい感じ。
大きな事件が起こるわけじゃないんだけど、読ませてしまうものがあるねんなあ。
そして、いつも身近にある「死」を、軽く受け流すように書いている。悲劇的な話も多いんだけれど、なぜか勇気づけられるような、不思議な味わいのある短編集です。

by tacobu | 2008-01-20 00:51 |
2008年 01月 20日

土曜ドラマ「フルスイング」

あんまり期待せんと見始めたんやけど。もう感動してしまいましたよ。NHKの土曜ドラマ「フルスイング」
プロ野球の打撃コーチから、高校教師に転身。しかしその1年後にがんにより他界した高畠さんをモデルにしたドラマ。
なんか、高校感動もの、というのは苦手やナア、と思いつつ見ててんけど。
いやあ、よかったです(^◎^)

主役の高橋克美がいい味を出してます。ちょっと不器用で、でも元気だけはよくて。意欲だけはあるっていうところがね。それにしても、こんなにお芝居が上手かったかなあ。わたくしのなかでは、コメディの脇役で、ちょっとわざとらしい演義をするなあ、と思っていたのですが。今回はとてもうまいです。わざとらしさもないし。

高校教師のドラマやから、もちろん生徒との触れ合いとか、そういうストーリーの展開もあるんやけど、実話を基にしているせいか、わざとらしさがないですね。生徒役の俳優もみんな自然体。無理なキャラクター設定をしなかった分、よい出来になっているかも。いいなあ。無理がないって。

最近、連続ドラマは見てなかったんやけどなあ。野球がある間は自粛してたし(^◎^;)。これで見逃されへんドラマがまた増えた。テレビっ子になりそう。もうなってるって。

by tacobu | 2008-01-20 00:34 | テレビ
2008年 01月 20日

久々の俵越山(越前屋俵太)

金曜日やったかなあ。テレビ欄を見てたら、深夜の欄に「俵越山、復活」みたいなことが載ってあった。
あ! 越前屋俵太や!
と思ったね。忽然とテレビから姿を消したタレント。「探偵ナイトスクープ!」では、見知らぬ町の人に、奇妙なかぶり物でインタビューを敢行し、しかも嫌がられず、まともに答えてもらえるという、希有なキャラの持ち主であった。ただのお笑いとは、一線を画すようなタレント。

せっかくなのでビデオに撮っておいた。さっきそれを見たわけ。
京都の町を、大きな筆を背負った俵越山先生こと俵太が、かつて同じ番組で訪問した、弓作り職人を再訪するという企画。
しかし、その工房に行くまでの間に、目についた変わったお店、かわった建物にすぐに興味をそそられてしまって、その店の人や周りの人にインタビューをしてしまう。どんどん番組の尺は長くなっていく(のだろうなあ。録画やからカットもできるけど)。
しかもその間のインタビューが、とても面白い。いや、俵太が面白いんじゃなくて、インタビューされる側の、一般人の面白さ!

そう。俵太は、まあおかしな恰好(ざんばら髪に、袴姿、背中に巨大な筆といういでたち)をしているけれど、しゃべることがなにか笑いを誘うとか、そんなことはないのですね。むしろインタビューなどは真面目に、相手の話を引き出そうとしているだけ。それでも面白くなる。つまり、相手の面白いところを引き出す話術に長けているのですな。
こういうひとは貴重だ、と改めて思いました。

さて、肝心の目的地、弓作り職人の工房にお邪魔して、そこの職人さんと話をするのですが。これがまた、NHKにでも出したいようなまじめな話。それを、堅苦しくなく、かといって茶化すのではなく聞き出す、この話術(また言うたな)。
ひさびさに見せてもらいました。

by tacobu | 2008-01-20 00:19 | テレビ