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たこぶ・ろぐ-日本一お気楽な48歳-

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カテゴリ:映画( 71 )


2006年 01月 14日

陽のあたる場所(1951年・アメリカ)

思い出した。Yahoo動画で観た映画がもう1本あった。「陽のあたる場所」(1951年・アメリカ)を観たんやったな。51年度のアカデミー賞で監督賞ほか6部門を受賞したんですと。「黒白撮影賞」なんていう賞もあったんやね。白黒とカラーが共存してた時代やね。面白いな。

で、映画の方やけど。今見ると、さてそんなに面白い映画かどうか。内容としては、貧しい生まれの青年が、社交界の花形娘に憧れ、ついに結婚の約束までする。が、青年には同じ工場で働く恋人が居たのだった。しかもその娘が妊娠していると分かり・・・。というサスペンス。

ドラマとしての面白みは、その犯行にいたる心理状態よりも、犯行を犯した(それもちょっと微妙というところがある)そのあとの裁判とか、主人公の心の変化とか、それが細かく描かれてますね。それがちょっと今の2時間ドラマと違うところやし、監督賞を受賞したのもそのあたりかな。

しかし、その展開が逆に作品の一貫性というか、サスペンス性というか、そういうのをそいでしまったようにも見えるなあ。結局は今までの所業を反省して、極刑に処せられるってことで終わってるしなあ。

それとね。モンゴメリー・クリフトもエリザベス・テーラーも美男美女すぎて、悲惨性とかどうしようもない生き方をしそうに見えへんねんなあ。シェリー・ウィンタースが、逆にとっても存在感があって。彼女なしではしょおもない映画になったんちやうかなと思ったな。

by tacobu | 2006-01-14 12:00 | 映画
2006年 01月 14日

アザー・ファイナル(2002年・オランダ・日本合作)

今年はサッカーのワールドカップが開かれる。それに合わせたんやろうけど、お正月に「アザー・ファイナル」(2002年・オランダ・日本合作)をテレビで放送していた。昨日、ようやくビデオを見ました。

203カ国が参加しているFIFAの202位ブータンと203位モントセラトの「最下位決定戦」のドキュメント。それぞれの国が「それって、どこの国?」というところから始まるのが面白いね。

もともと、予選で敗退したオランダの1プロデューサーの思い付きから始まったこの試合。「負けることの悔しさ」から出発してるのがいいですね。「負け続けてるチームもあるのか」「下には下がいて」最下位チームの試合を企画するんですね。

試合の実現には思いのほか困難がつきまとって。コーチが居なくなった。監督が急死した。審判がいつの間にかおれへんようになった(信じられんなあ)。ブータン入りしたモントセラトの選手がウィルスに感染した。いやはや。そういう困難を乗り越えて開かれた試合は、やっぱり感動的やな。

スポーツであるかぎり、勝者と敗者がいるわけで、この試合も勝負は無情にも(かなり一方的に)決まってしまうわけやけど、お互いが試合の意義とかを確かめ合うのは、なんか感動的やったな。それがコマーシャリズムと全くかけ離れたところで行われてるところがいいと思ったな。ま、結局はこうやって映画になって、商売にはなってるわけやけど。映画の中で「ナイキやアディダスは、このようなチームにこそお金を出して欲しい」(字幕スーパーでは企業名は出てなかったけど)とはっきり言うてたしな。

こういうのをみると、マスコミで取り上げられるスポーツっていうのは、そのスポーツのほんの一部分、頂点のその先のほんのちょっとした部分でしかないねんなってことが分かる。それに熱狂してるのはわしらやねんけど。

by tacobu | 2006-01-14 12:00 | 映画
2006年 01月 05日

街角 桃色の店(1940年・アメリカ)

映画も日記風に

どうもダラダラと書く方が自分に合ってるみたい。と思いだしたのは本のページを更新してからやけど。作品論とか方法論とか、そういうのは苦手。というか、書いてるうちにイヤになってくるねんな。自分の論法がどうもエエカッコしてるようでね。

さて、去年の年末はいつもに増していっぱい映画を観た。といってもテレビとかネットとかDVDとかやけど。大きな画面で暗い中で、2時間かそこらを過ごすというのもいいけれど、家でテレビの前に座って、お菓子かなにかをポリポリとかじりながら、紅茶を時々すすりながら(インスタントやけど)、そしてぶたこと「今の、どういう意味や?」とか「あれ?これ、どうなってるの?」とか「うまいっ!」とか言い合いながら観るのも楽しいもんです。もちろん一緒に観る相手は、よっぽど気の合う人でないと、自分が「イケてないなぁ!」というシーンで「うまいっ!」とか言われると、興が削がれてしまいますけどね。

「Yahoo動画」の「世界名画」は、残念ながら12月31日までの公開で。それまでにせっせと観ておこうと思ったんですけどね。1日に観られる映画って決まってますな。3本も4本もというワケにはいきません。2本がせいぜい。それも去年はしんどくなって。なにしろ名画と呼ばれるものは内容が濃いですし。その濃いものを2本続けて、と考えただけでもしんどいです。というわけで、結局はあんまり観られへんかったな。

「Yahoo動画」で観た映画を挙げると。
「街角 桃色の店」(1940年・アメリカ)
「我らの生涯の最良の年」(1946年・アメリカ)
あれ?これだけやったか。もっと観たような気になってたけど。まあ、あとで思いだすかも。



「街角 桃色の店」は1940年のアメリカ映画。主演はジェームズ・スチュアート。監督はエルンスト・ルビッチ。

ルビッチ監督の映画は初めて観るかも。名前だけは知ってた。といっても「ワイルダーならどうする」という、ビリー・ワイルダーのインタビュー本の中で、ワイルダー監督の部屋の壁に「ルビッチならどうする」という一文が飾ってあった、というのを読んだから。つまりそれまでルビッチという監督の名前すら知らなかったのですな。いい加減な映画ファンでして。

いやいや。知らなくて当然かも。なにしろワイルダーの先輩に当たるような人やねんから。言うてみたら今の若い人が片岡千恵蔵や大友柳太郎や月形龍之介といってもピンと来ないのと同じ。そういう往年のスター、監督の名前を知ってたからってどうなるの。実際に観てみないことには、その偉大さなどを実感することはできないであるよ。

と、自分に納得させて。さて映画の内容ですが。舞台はハンガリーのブダペスト。雑貨店で働くジェームズ・スチュアートとやや気の強い女性店員との恋の顛末。ふたりは店の中では常にけんか、言い合い。しかしお互いが匿名で文通している相手で、双方がひかれ合ってるという、まあよくできたお話。これをメグ・ライアンとトム・ハンクス主演でリメイクしたのが「ユー・ガット・メール」やと。まあ、すれ違いつつひかれ合うというシチュエーションは、今も昔も同じということですかね。

このふたりの恋愛を軸に、同じ店で働く人たちの人間模様が、クリスマスに向かってそれらしく盛り上がっていきましてね。つまりはクリスマスにぴったりのほのぼの映画といったところ。

ただし、それぞれのセリフの軽妙さや話のテンポなんかは、とっても粋で洗練されててね。こういうのを「ルビッチ・タッチ」っていうのかなあ。他の映画を知らんからなんとも言われへんけど。笑いつつ楽しみつつ、ほのぼのさせて。途中でハラハラもあってね。いい気分にさせてくれる映画ですわ。

by tacobu | 2006-01-05 12:00 | 映画
2006年 01月 05日

我らの生涯の最良の年(1946年・アメリカ)

「我らの生涯の最良の年」は1946年のアメリカ映画。戦争が終わって故郷に帰ってきた3人の復員兵とその家族のお話。

心に傷を負ってたり、体に傷を負ってたりする復員兵たち。それぞれが悩みつつ、現実社会にどう溶け込んでいくかを、丁寧に描いてます。ひとりは結婚したてで戦場に行き、帰ってみたら奥さんは贅沢が身についてて、でも自分は職探しに苦労して。ひとりは元働いていた銀行に重用されるけれど、軍隊での価値観を引きずっている。もうひとりは両腕を失って、普通の生活が出来るのかどうか、婚約者と結婚できるのかどうか、コンプレックスに悩んでいる。さて、この3人のこれからは。

軍隊では上級にいた人が、帰ってみると仕事がない。逆に階級の低かった人が帰ってみたら重役におさまって。そのほかそのほか。軍隊での習慣と実生活とのギャップ。あるいは戦場でのトラウマ。そのほかそのほか。いろんなものがめぐっていって。とても「最良の年」とは見えへんねんけど。この題名には、かすかな願望みたいなものを感じますな。

それにしても。終戦直後にこんな映画を作ったアメリカのすごさのようなものを感じます。今観ると、どうも「アメリカ万歳」に傾いてるところが気になりますけどね。戦争を起こしたのは間違いじゃなかったっていう観点に立ってるし。勝ったアメリカはエライってことになってるし。反戦とか非戦とかの思想は、ちょっとアブナイっていう風にとらえられてるような気がするし。
そういうところを差し引いても、映像の丁寧さとか、話の盛り上げでみせてくれますね。ともかく、こういう映画を作った(それも戦後すぐ)アメリカは、やっぱりすごい。こんな国と戦ってはいけませんな。

翻って、日本の映画を考えてみると。どうもこれに類するような映画って、思い浮かべへんなあ。まあ「日本の一番長い日」がそれに近いか。しかし、どうも生活に密着してないような感じがするなあ。



「Yahoo動画」の名画劇場は、年末でホンマに終わってしまいましてね。残念やなあ。もっと観たかったのに。今はさらに高画質の映画をやってますが。昔の名画をもっと観たいであるよ。

by tacobu | 2006-01-05 12:00 | 映画
2006年 01月 05日

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年・アメリカ/イギリス)

テレビで観る映画

テレビで映画を観るとなると、途中でコマーシャルが入るし。その間にトイレに行くとか。そういう時間も決まってくることもあるな。でも気楽は気楽やね。できれば字幕放送、ノーカット版がエエねんけど。最近は増えてきたけどね。深夜映画で。しかし深夜に映画を観るのは疲れるときもあるねんな。眠たいときもあるし。眠たくない映画を観たら、次の日がしんどかったりして。

録画してみればエエねんけど。録画したものを見直すのがまためんどくさかったりして。結局見直さないまま消去。そして新しい映画を録画する。

毎年、年末年始には深夜映画がいっぱいでね。たぶん放送する方は楽なんやろな。編集とかの手間はないし。とにかく流してたらええだけやし。それでもなぜか今年はノーカット、字幕版っていうのが少なかったような気がするな。あっても昔観たヤツとかね。そういえばホンマに最近の映画(ここ10年くらい)を繰り返し放送してるような気がするなあ。テレビの映画って。そういうのでしか視聴率がとられへんのやろか。こういうときにこそ、昔の名画をやってほしいねんけどなあ。

昔はね。映画館でも古い映画をやってましたね。リバイバル上映とかはあたりまえやったな。「風と共に去りぬ」なんか、何回映画館にかかったやろう。最近は昔の映画を映画館で観るってことはほとんどないですな。映画館は新作ばっかり。そうそう。昔、チャップリンの映画も映画館で見たよ。もちろんサイレントですがな。結構満員やったような気がするなあ。そういえば「ベン・ハー」も「十戒」も「偉大な生涯の物語」も、僕が見たのは全部リバイバル上映やな。

今やそういう映画は家で、大画面のテレビで見る時代ですか。音響もよくなったしな。画質もよくなってる。昔は、古いプリントの映画やと、途中で画面が消えたりとかいうこともあったし。もっとひどいときには、画面にほとんど「雨」が降ってる状態やったりね。それでも我慢して観てて。それで結構喜んでというか、感動してたんですよね。ちょうどSP盤を聞いて感動する音楽ファンみたいなものでね。

で、最近テレビで観た映画の話をしようと思って書き始めて、意外な方向に行ってしまったから、この話はこれで打ち切り。テレビで観たのは「ブリジット・ジョーンズの日記」やってんけど。ヒットした割にはあんまり面白くなかったな。あ、これだけで終わってしまいそうやけど。

by tacobu | 2006-01-05 12:00 | 映画
2005年 12月 15日

映画の話

昨日は「モリー先生との火曜日」をサンテレビでやってたのを見逃してしまったな。前に一回見たけど。ジャック・レモンの遺作。ええ映画やったな。

映画感想文も書こうと思ってて。でも億劫になってる。なんかね。更新がめんどくさいのだな。映画のページも日記風にするか。本気で考え始めてる。

そうなるまでに。忘れないうちに、先週観た映画。

「キューティー・ブロンド」はテレビで。
前に見たのは飛行機の中やったな。半分ぐらい英語で見てて。面白かったので今回は筋をちゃんと分かろうと、吹き替えで。
スカッとする映画やな。女性に人気が高かったけど、男が見ても十分面白いであるよ。

「緑色の髪の少年」はネットで。
古い映画やけど。なんというか、不思議な映画やったな。冒頭の暗~い映像からして。突如緑色の髪の毛になる、戦争孤児の少年の話。おとぎ話風、なところもあり。いきなり孤児の集団が現れたときはびっくりしたけどな。いちおう、反戦映画なんやろう。

「ファム・ファタール」はテレビで。
ブライアン・デ・パルマ監督は期待を裏切らない、と信じててんけどなあ。あんまり期待してなかった「スネーク・アイズ」も「ミッション・インポッシブル」も面白かったからな。しかし。これは失敗作やな。策士策に溺れる。意外な展開、どんでん返し、衝撃映像っていうのはデ・パルマ流やねんけど。このどんでん返しは、あまりにしょうもなさすぎ。冒頭の宝石強盗もスマートさとか緊迫感とかが全然ない。次回作、速く撮ってください。

「素晴らしき哉、人生!」はネットで。前回見逃した後半を。
「そんなアホな」といわれようと「世の中、そんなに甘くないで」と言われようと、感動する映画は感動する。ジェームズ・スチュアートは「群衆」とか「スミス都に行く」とかとおんなじように見えてしまうけど、それでもエエやんって気になる。純朴で善良なアメリカ市民の典型か。背が高いのも条件やろな。

映画じゃないけど。「ローザ・パークス物語」をNHKでやってましたね。アメリカの「バスボイコット運動」のきっかけになった人。新聞での死亡記事でそういう話を初めて知ったんやけど。アメリカでは有名なんですね。公民権運動のシンボルみたいで。
ただ信念に従って突き進むという感じじゃなくて、悩みつつ、むしろ淡々と運動を進めていった風に描かれていて、共感が持てたな。それ以上に、当時の黒人差別の様子がよくわかる描写がいっぱいでね。裁判の時に宣誓する聖書も、黒人用と白人用があったんですね。びっくり。
そしてこれが、1955年の話やというねんから。わしの産まれるちょっと前であるよ。戦争が終わって10年もたってからかい。それに一番びっくりしたかな。まだまだ知らんことがいっぱいあるねんな、アメリカにも。

by tacobu | 2005-12-15 23:53 | 映画
2005年 11月 28日

オール・ザ・キングスメン(1949年:アメリカ)

「Yahoo!動画」というのがあって。YahooBB会員やったら、ウェブに公開されている映画が見放題(もちろんPC上で)なのである。いいページを見つけてくれた。
「世界名作映画ライブラリー」には、昔の名画がいっぱいある。
「なかなか見られへんのが見たい」というのは、ぶたこと意見が一致。わしも知らんかった「オール・ザ・キングスメン」を観た。

アメリカの片田舎の役人に立候補したスタークは、真面目で正直な男。しかし何度か選挙を戦ううち「勝ち方」を学んでいき、やがて州知事にまで上り詰める。もともとの誠実さはどこへやら。はじめは敵視していた州の(裏の)実力者とも手を結び、次々と自己の「政策」を実現していく。その過程を、記者としてスタークを取材し、やがては右腕となって裏工作を実行していく男の視点から描いている。

49年度のアカデミー作品賞、主演男優賞、助演女優賞を受賞。しかし日本初公開は76年だと。

ずっとみてると、主人公が田中角栄にダブって見えてきてしまったよ。道路の整備、施設・病院の建設、事業の活性化。その裏で行われる不正、汚職。お金と権力にものを言わせる政治手法。ついにはマスコミも牛耳っていく。

そもそもの政治参加の動機になっているのは「貧乏人を救いたい」という意志。しかしそれが思わぬ方向に行ってしまうのだな。家族も崩壊してしまうし。ついには人の命まで。怖いね。

なんでも金と権力で片付けてしまおうという姿勢は、どこか「市民ケーン」にも似てるけど。しかしケーンはずっと孤独と戦ってきたけれど、スタークは孤独とは無縁やったはずやのにね。愛する妻がいて、息子がいて。理想に燃えて勉強もし。ケーンは愛に飢えてたけど、スタークは何に飢えていたのか。ただ権力が欲しかっただけなのかも。
そしてついに権力を手に入れた。「やりたいことができる」と思ったはずやな。「やりたいことをやるために」汚い手を使うことも覚えてしまうのだな。

汚職がはびこって、金権政治がまかり通ってしまう。しかし民衆にとっては「貧乏な生活から救われた」ことで、彼は英雄なわけですな。
確かにそうかもしれない。生活が豊かになったのは間違いない。裏のない政治を続けていったら、そういうのは実現できたのか。もし出来たとしてもどれくらいの時間がかかったか。ということを考えると、なにもかも否定はできないなあ。否定したいんやけど。
などと、やっぱり田中角栄とダブって考えてしまうのである。

by tacobu | 2005-11-28 12:00 | 映画
2005年 11月 25日

映画「ハリー・ポッター」

今日3杯目の紅茶を入れたところ。のどに水分が通るとちょっと楽。気持ちいい。といってあんまり熱いのはダメ。ダト思う。冷たすぎるのもイカンと思うが。

おととい。テレビで「ハリー・ポッターと賢者の石」を放映してましたな。ちゃんと見たことなかったので見てみたんやけど。
一言で言うと「原作の方が面白い(^◎^;)」ね。
まあ原作に出てきたイヌの化け物とか、クディッチの試合とか、最後のヴォルデモードの出現とか。そういう見せ場はいろいろあるんですけどね。
原作で読んで「どんなんやろう」と想像してたものが、映像で表現されるのはワクワクしましたけどね。
ただねえ。この原作、とっても長いので。そういうひとつひとつのエピソードや面白そうな場面を映像にすると、それだけで長尺な映画になってしもて。細かい心理の動きとかが表現されへんままになってしまいますな。
ほんで、この映画、そういう細かいエピソードを「これでどうじゃ!」という感じで全部映像化してたしな。禁断の森の神秘性とか、時間をかけたらもっと醸し出されたんとちゃうかと、残念至極。

ただ、それぞれのキャラクターはよく出ていて。これを見てしまったらあとで本を読んだとき、それぞれの役者の顔が浮かんで来て困ったであるよ。困ることもないねんけど。
それだけキャラクターにぴったりの役者が揃ってたってことやな。その点は「よくできました」ですね。特にそれぞれの人物の出演時間が限られて来る、このような「いろいろ描きました」映画では、パッと見ただけでその人の人となり(悪人か善人かも含めて)とか、過去の出来事とかが分かるようでないといけませんからな。って、そんなん分かるのか。過去の出来事(^◎^;)。それって原作を読んだからやろう(^◎^;)。

で、続きを(映画で)見たいかと言われると・・・・わしは本だけで十分です(^◎^;)。この先も見に行けへんやろな。

by tacobu | 2005-11-25 23:26 | 映画
2005年 10月 12日

昨日観た映画

京都テレビでフランス映画「ミシェル」をやっていた。主演がオドレイ・トトゥというのに惹かれて見たんやけど。途中から。
けっこう面白かったな。いかにもフランス映画でね。偏見かな。
音楽も静かでね。ほとんどなかったんちゃうかな。たまにはええな、こういう映画。いつも観たいとは思えへんけど。

ただなあ。オドレイ・トトゥがあんまりにも魅力的なんで、ずっと彼女ばっかりを見てしまう。映画の筋もあったもんやないな。あんまり筋らしい筋もないねんけど。ちょっとドキュメンタリー風でね。結末らしい結末もなかったな。

映画のページに書くほどでもなかったんで。

by tacobu | 2005-10-12 22:10 | 映画
2005年 10月 04日

タクシードライバー(1976年:アメリカ)

サンテレビの深夜映画で放映してましてね。時々こういうええ映画をやってくれるね。しかも日本語字幕で。英語が堪能なぶたこは、元のセリフと字幕とを見比べて「へえぇ~」とか言うてましたが。

たしかに字幕やと、役者のホンマの息づかいというか、ちょっとした言い回しが(英語が分からへんにしても)伝わってきて、いいですね。最近字幕版が増えてきてて、うれしいね。

で、本作のはなし。公開当時から話題たっぷりでね。忘れてたけど、カンヌ映画祭でグランプリを取ってんな。それだけのものはあると思ったね。カットがかかったテレビ放映を見ただけでも。あ、いまウェブで調べたら、元々上映時間が短いんですね。2時間もない。だからカットもちょっとだけやったんかな。だったら嬉しいけど。

なんちゅうても主役のタクシードライバーを演じるロバート・デ・ニーロがすばらしい。純粋なようでアブナイ。いや純粋やからアブナイということかな。
ともかく「社会の悪を浄化したい」っていう思いが大きくなっていって。もともとその思いはあっても、だんだん強くなっていくところが怖いね。

最初狙ったのは大統領候補。政治のことはよく分からないけれど、とにかくこの町(ニューヨーク)をきれいにしてくれそうやと思ってたのに、実際に会ってみると(タクシーに乗せてみると)自分ほどの思いを持っていそうにないってことで(やと思うけど)幻滅し、暗殺まで考える。なんちゅう短絡さ。
で、暗殺に失敗したら、次に狙ったのが少女売春のブローカー。なんたるその落差。で、こちらの方はアッサリ成功してしまい、テロリストになるはずだった主人公は、少女を解放した英雄となる。この皮肉。

公開された当時は、デ・ニーロ以上にジョディ・フォスターの演技に(というか役柄に)話題が集中してたような気もするなあ。でも、やっぱり主役はデ・ニーロやで。

それと、(当時の)ニューヨーク。狂気があふれた町っていう感じやね。もちろん、それはニューヨークの一面でしかないのやろうけど。
そして不思議なことに、最後は血みどろで終わる映画やのに、殺伐とした気分にならないんですね。これは不思議。どっかに監督とか俳優とかの、ニューヨークに対する愛情みたいなものが感じられるねんなあ。
同じニューヨーク映画でいうと、ウッディ・アレンの描くニューヨークとは正反対の印象ですね。そういうのを映し出したこの監督はエライと思うなあ。

あ、でも、ウッディ・アレンとデ・ニーロって、どちらも「純粋な狂気」ということでは共通するかも。その方向は正反対やけど。

by tacobu | 2005-10-04 12:00 | 映画